懐かしいブタ型貯金箱をモチーフとするスマート貯金箱「ERNIT」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。単なる貯金箱ではなく、クレジットカードや電子マネー、仮想通貨など、目に見えないお金が取引に使われる現代において、節約と貯金を子どもに学ばせる教材として開発されたデバイスだ。
ERNITは、専用スマートフォンで設定した目標額を目指し、貯金していくためのスマートデバイス。直接お金を入れて貯めるのではなく、銀行口座からの振込、クレジットカードやデビットカード、仮想通貨Bitcoin(ビットコイン)による入金を受け付けて貯金する。貯まった金額はLEDの光り方などで表現され、実感の得にくい仮想的なお金でも本物のお金と同じように大切なことを子どもに教えられる。
目標額は、子どもと親が一緒に玩具などを選んで決め、アプリで設定する。そして、親だけでなく、遠く離れた祖父母や叔父、叔母などから入金を受け付けられるようにしておく。
貯金箱に入金があると、アプリに通知が出るほか、ERNITが音を鳴らして知らせてくれる。目標の達成率は、アプリとERNITのLEDの光り方で確認できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月2日まで。目標金額の8万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月25日13時)で集めた資金は約5600ドル。
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