秋の大型連休“シルバーウィーク”ということもあり、ゲーム機関連「Kickstarter」プロジェクトをまとめて紹介しよう。
一見ゲームセンターに置かれている大型きょう体のアーケードゲームだが、実は手のひらサイズの携帯ゲーム機「Nanoarcade」。ジョイスティックやボタンは飾りでなく、ちゃんと機能する。ゲームを追加することも可能。
Kickstarterでのキャンペーンはすでに終了している。目標金額は3万ドルで、それを上回る4万8351ドルの集金に成功した。
「GameKid」は、任天堂「ゲームボーイ」とよく似たデザインの携帯ゲーム機。その名称からも、ゲームボーイのフォロワーと想像できる。
形は似ているが、ゲームボーイのゲームが動くわけではない。ハードウェアは「Raspberry Pi」ベースで、この環境向けに開発されたゲームで遊べる。自分でゲームを開発しても面白いだろう。
支援受付期間は日本時間9月26日まで。目標金額の1万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月18日16時)ですでに約2万2000ドルの資金を集めている。
なお、ゲームボーイ風ゲーム機といえば、マイコンシステム「Arduino(アルドゥイーノ)」ベースの「Arduboy」を思い出す。特徴は、クレジットカードサイズである点。
こちらも人気プロジェクトになり、目標金額2万5000ドルのなんと17倍以上という43万ドル超を集めて終了した。
最後に紹介する「PuttRay」は、ゲーム関係といってもゴルフ用のツールだ。帽子の“つば”に取り付け、パッティングの際に下を向くと、レーザー光線で地面に直線が描かれる。ボールとカップを結ぶ直線を描くように身体の向きを合わせてパターで打てば、ボールが真っ直ぐ転がってカップインする、という発想だ。
もっとも、本物のグリーンはデコボコしているので、ボールが真っ直ぐ進めばよいというものではない。また、試合ではルール違反で使えないだろう。しかし、練習の際に直線感覚を身につけたり、自分の直線感覚を修正したりするためには役立つ。ボールを狙った方向に打ち出せるよう、パターのフェイスを調整する練習にも適している。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月19日まで。目標金額は5000ドルだが、記事執筆時点(日本時間9月18日16時)の残り8時間で410ドルしか集まっておらず、プロジェクトは失敗しそうだ。
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