東芝、2015年PC年秋冬モデル第2弾--大画面の17.3型や14型液晶搭載のノートPCが登場

 東芝は9月3日、個人向けPC「dynabookシリーズ」の2015年秋冬モデル第2弾を発表した。スタンダードノートPCが5機種13モデル、液晶一体型PCが5機種5モデル、モバイルノートPCが1機種1モデル、タブレットが2機種2モデルの計14機種21モデル。タブレット2機種と14型スタンダードノートPCは10月から、それ以外は9月18日から順次発売する。

 秋冬モデルは、先行して発表されたデタッチャブルノートPCの2モデルに続くもので、店頭向けモデルは全てWindows 10を搭載。ハイレゾ音源に対応したプレーヤーの搭載モデルを拡充し、Windows 10標準搭載プレーヤーでは対応していないALACやDSDといった形式にも対応している。またボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」も、先行して発表された第1弾モデルと同様の機能強化を施したバージョンを、全てのモデルで搭載している。基本操作などを説明する「動画で学ぶWindows 10」も収録されている。

  • 大画面となる17.3型液晶を搭載した「T67」

 スタンダードノートPCのTシリーズには、15.6型液晶を搭載した4機種に加え、大画面をうたう17.3型の液晶を搭載した「T67」と、持ち運びに便利な14型液晶を搭載した「T54」をラインアップ。これはdynabook Tシリーズの購入者アンケートにおいて、購入時に重視したポイントとして回答が多かった「持ち歩きやすさ」と「画面サイズ」という意見を反映したものとしている。

  • 持ち運びに便利な14型液晶「T54」。カラーはリュクスホワイト(1モデル)

 T67のサイズは高さ26.5mm×幅412.7mm×奥行き279.4mmで、重量は約2.9kg。バッテリ駆動時間は約4時間。店頭想定価格は税込で18万円台後半としている。「T54」のサイズは高さ23.2mm×幅344mm×奥行き244.4mmで、重量は約1.98kg。店頭想定価格は税込で16万円台前半としている。また15.6型液晶の4機種は、エントリーモデルの「T45 」の店頭想定価格が税込で14万円前後、上位機種の「T95」の店頭想定価格は税込で25万円台前半としている。

 液晶一体型PCのDシリーズは全機種ハイレゾ対応スピーカを搭載。またマイクについてはデュアルマイクに変更している。エントリーモデルのD41の店頭想定価格は税込16万円前後で、上位機種のD81の店頭想定価格は税込25万円前半となっている。

 モバイルノートPCの「N61」は、春モデルからCPUをインテル Celeron N3050に変更。店頭想定価格は税込で10万円台後半、タブレットは春モデルからOffice Mobaileに変更。「S90」は税込で9万円台後半。「S80」は税込で8万円台半ばとしている。

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