U-NEXTは9月2日、東芝インダストリアルICTソリューションが運営する電子書籍事業「Book Place」と「Book Place for U-NEXT」を承継し、9月30日から電子書籍事業を拡大すると発表した。
同事業承継により、両サービスの運営やクレジットカード情報を含む会員情報の管理をU-NEXTが引き継ぐ。なお、東芝インダストリアルICTソリューションは、ユーザーから取得した情報(会員登録情報およびクレジットカード情報を含む)について、サポート業務遂行のために事業譲渡後6カ月間保存し、保存期間終了後は消去すると説明している。
U-NEXTでは、2014年4月より東芝インダストリアルICTソリューションと協業し、U-NEXTのポイントを利用して電子書籍が購入できるU-NEXT会員向けの電子書籍サービス「Book Place for U-NEXT」を提供している。同社が運営する映像配信サービス「U-NEXT」と連携することで、原作者などの情報を軸に、人名一覧や検索結果や視聴後のレコメンドなど、映像と電子書籍をクロスメディアで提供できるようになったという。
今後、当面の間、Book PlaceとBook Place for U-NEXTのユーザーは、特別な手続きをせずに引き続きサービスを利用できるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」