Googleが学生の自主研究を支援するため、生産性アプリスイートをアップデートした。ワープロプログラム「Google Docs」やスプレッドシートプログラム「Google Sheets」などのアプリに施された変更点には、音声による文字入力機能の追加や、さまざまなユーザーが文書に追加した変更点をより簡単に確認できる機能が含まれる。
Googleのソフトウェアスイートに施された数々の変更の狙いは学生のコラボレーションだが、これらのツールは生徒でなくても利用可能だ。
Google Docsの新機能には、Docsを離れてインターネットを閲覧しなくても、同アプリから直接Googleの検索エンジンを使用できる機能が含まれる。例えば、これまでGoogle Docに写真を挿入するには、14回のクリック(別にGoogle検索を実行する作業も含む)が必要だった、とGoogle Docs担当プロダクトマネージャーのRitcha Ranjan氏はサンフランシスコで開催されたプレスイベントで述べた。今では6回のクリックでその作業を完了できるという。
テキストを読み上げて文書に入力できる音声文字入力も新しい機能だ。「see new changes」(新しい変更を確認)ボタンを押すと、誰がどのような編集を文書に施したのかを確認できる。「Explore」と呼ばれる機能はスプレッドシートのデータからグラフやチャートを自動作成するので、ユーザーはそのデータを分析したり、精査したりすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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