楽天とローソンは8月25日、「楽天市場」の対象商品を全国のローソン店舗で受け取れる「コンビニ受取りサービス」を9月1日に始めると発表した。ユーザーは、希望するローソン店舗で24時間365日、いつでも商品を受け取れるようになる。
ローソン店舗までの配送は日本郵便が担う。そのため、楽天市場の出店事業者が、日本郵便の「ゆうパック」(普通扱い)で配送する、3辺の合計が100cm以内のサイズの商品が同サービスの対象となる。ただし、冷蔵・冷凍商品や、代金引き換え、着払い、配達日や時間帯を指定した場合は対象外だ。
店頭では、楽天市場から送付される「受取可能メール」に記載された「お問合せ番号」と「認証番号」をローソン店頭のマルチメディア端末「Loppi(ロッピー)」に入力して出力された「申込券」か、同メールから取得できる「バーコード」を、ローソンのレジカウンターで提示することで、商品を受け取れる。
対象店舗は、2015年7月末時点で、ナチュラルローソンを含む全国の1万1299店。ローソンストア100ではサービスを利用できない。
楽天はこれまで、専用宅配ロッカー「楽天BOX」や日本郵便が展開する「ゆうパック」の受け取りロッカーサービス「はこぽす」など、商品の受け取り方法を増やしてきた。一方ローソンは、全国1万店以上の店舗網を生かし、他企業がローソンの店舗を拠点として注文や受け取り、宅配サービス網を活用できる「オープンプラットフォーム」を構築してきた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス