楽天は8月20日、「楽天市場」PC版トップページのデザインを約4年ぶりに刷新した。企画バナーや商品画像、店舗ロゴを目立たせたほか、ジャンル一覧などのリンク設定をテキストリンクからブロックレベルでのリンクに変更。操作性と視認性を高めるためのシンプルなデザインを目指したという。
「楽天(市場)のトップページは、楽天だけではなくて、楽天グループの『顔』である」と同社執行役員の河野奈保氏。そのため、トップページの最上部などには楽天グループの各サービスに誘導するコーナーを設けた。国内だけでなく海外サイトへの誘導枠もある。
河野氏によれば、トップページではA/Bテストを日常的に積み重ねている。その結果として、CTR(クリック率)が向上し、ヘビーユーザーだけでなくライトユーザーからの利用率が上がっているという。さらに今回のリニューアルに際して、7月から一部ユーザーに対して新デザインを表示し、その感想をデザインに反映してきたという。
楽天市場は1997年5月、13店舗からスタートした。創業期からのデザインを振り返る。
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