Hewlett-Packard(HP)は米国時間8月20日の取引終了後に、第3四半期決算(7月31日締め)を発表した。
純利益は8億5400万ドル(1株あたり47セント)となった。非GAAPベースの利益は1株あたり88セントで、売上高は前年同期比8%減の253億ドルだった。
アナリストらは売上高を256億4000万ドル、1株あたりの利益を85セントと予想していた。
売上高はほぼすべての事業部門で減少した。パーソナルシステムズ事業は売上高が前年同期比13%減の75億ドルで、プリンティングは9%減の51億ドルだった。エンタープライズサービスの売上高は前年比で11%減少した。また、ソフトウェアおよび金融サービスの売上高は、いずれも6%の減少となった。
明るい材料となったのは、HPのエンタープライズグループで、売上高は前年同期比2%増の70億ドルだった。
HPは今回の発表の約2カ月後にあたる11月1日に、2社の株式公開企業に分割する計画になっている。成長著しいHP EnterpriseがHPの大企業および中小企業向けのソフトウェアグループに注力し、HP Inc.はプリンタ、パーソナルシステム、サービスおよびソリューションの各部門を引き継ぐ。
HPは11月末締めの現四半期について、1株あたり利益が92~98セント、通期では3ドル59セント~3ドル65セントの範囲と予想している。アナリストらは第4四半期の1株あたり利益を1ドルと予想していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」