自分でインストールしたアプリはWindows 10になっても変更されることはまずないが、Windows付属ソフトの一部ではWindows 10にアップグレードすると整理統合されたりなくなったりすることがある。
Windows 8からだが、ゲームが大きく変わっている。もし使いたい場合は自分でアプリストアからダウンロードするようになる。アップグレード時に削除されるので注意。
電卓はWindows 8.1ではアプリ版とデスクトップ版と2つあったが、統一されたアプリになったためWindowsアクセサリにはなくなった。「電卓」という名前で独立している。
別途DVD再生ソフトを入れている人は大丈夫だが、Windowsの機能だけでDVDを見ていた人はMPEGのコーデックがなくなるので見られなくなる可能性がある。別途DVD再生ソフトやコーデックを入れる必要がある。マイクロソフトからは1500円で「Windows DVD プレイヤー」アプリが販売されており、一部のユーザーには期間限定で無償提供されるが、再生できるのはDVD-Videoフォーマットを使用する商用ディスクや自作ディスクで、Blu-ray Discは再生できない。
従来、Windows Liveメールを使っている人がアップグレードした場合は「Windows Liveメール」がそのまま残っているので起動すれば従来通り使い続けられる。Windows 10の「メール」アプリに自動でインポートされることはない。なお、最初からWindows 10の場合は、別途ダウンロードすれば「Windows Liveメール」が使える。
Windows 8からすでになくなっているので、あきらめるしかない。
Windows 10で大きく変わるのがウェブブラウザで、従来のInternet ExplorerからMicrosoft Edgeに変更されている。名前だけでなく操作性はもちろん、内部構造が一新されているが、Edgeが他の有名ブラウザの動作と同じになることを目指しているので、実は互換性をあまり気にすることはない。
しかし、問題は2015年8月現在はまだ機能面で発展途上で、ブックマーク同期やアドオンなどがない状況。今後はさらなる多機能化が予定されているのが、現時点で使いづらいと思ったならスタートメニューから[すべてのアプリ]→[Windows アクセサリ]に隠れているInternet Explorerを使うか、他のブラウザを使うことをおすすめする。
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