7月28日~8月3日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
夏休みのシーズンに入った日本では、Apple Storeでさまざまなワークショップが開催されるようになった。子ども向け、あるいは大人も含めた活用方法の紹介は、例えば夏休みの自由研究をまとめる際や、まとまった時間で日々のApple製品の使い方を深めるのに役立つだろう。
Apple Storeスタッフが教えるストアの使いこなし方–店舗×アプリでセルフ決済も(7/31)それでは、1週間のニュースを振り返っていこう。
決算発表でも具体的な販売台数を明らかにしなかった、最新デバイスApple Watch。しかしより多くのApple Watchを販売していこうというAppleの強い意志は明確なようだ。その理由は、スマートフォン市場においてAppleが、「Apple Watchユーザーは、必ずiPhoneを使い続ける」という法則を堅持していることにある。
Apple Store以外でのApple Watch販売も行われるようになったが、米国ではこれまで、Apple Storeとオンラインでの販売に留まっていた。しかし8月7日から、全米有数の家電量販チェーンであるBest BuyでもApple Watchの販売を開始。より多くの場所で人々がApple Watchを目にし、購入する機会を作り出そうとしている。
販売されるのは、Apple Watch Edition以外のモデルで、アクセサリ類も販売されるという。年末までには200店舗に拡大する予定だ。
「Apple Watch」、米家電量販店大手Best Buyで販売へ(7/28)2013年にiPhone 5sと同時にリリースされたiPhone 5cは、ミドルレンジのスマートフォン市場に対してAppleの勢力を拡大する製品と目されていたが、結果的には期待外れに終わった。
2014年のリリースでは、画面サイズが拡大されたiPhone 6/6 Plusに人気が集中し、ハイエンドスマートフォン市場のAndroid製品を完全に破壊したといってもよい。
4インチサイズのスマートフォンを好むユーザーもいたが、彼らはiPhone 5sという選択肢が残されており、カラフルで身近な存在のiPhone 5cはもはや相手にされなかった。
こうした2年間の現状を目の当たりにすれば、iPhone 5cの後継となる機種のリリースをやめてしまってもよいのではないかと考えるのは自然なことかもしれない。
2015年9月にも登場するとみられるiPhone 6の後継機種は、やはり4.7インチ、5.5インチという大画面を堅持するものとみられる。一方、2年前のモデルであるiPhone 5sは、ラインアップに残され、併売される可能性もあるだろう。
アップル、4インチ「iPhone 6C」の計画を中止か(7/29)AppleはiTunesとiPodで、それまでのポータブルオーディオの標準的な存在だったMDやCDを葬り去った。その決定打となったのが、iTunes Music Storeだ。直接データで音楽を購入してiPodに転送したり、PCのiTunesで楽しんだりできるスタイルは、世界中の音楽の聴き方を変えたのだ。
日本でも米国に遅れて導入されたiTunes Music Storeが10周年を迎えた。世界のCDの終焉トレンドに対して、以前CDが特定の目的で売れ続けている特殊な国日本でも、2015年は定額制の音楽サービスがトレンドになろうとしている。
CD、iTunes Storeと、iTunesを中心にして音楽を楽しんで来た筆者は、膨大なライブラリとプレイリストを大切に保管している。ここに新たに導入されたApple Musicは、どのような変化を与えるのか。レビューシリーズとしてまとめているので、そちらをお読み頂ければと思う。
iTunes Music Storeの開始から10周年–Apple Store表参道で7日連続ライブイベント(7/29)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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