Appleが4インチ画面を搭載した小型の「iPhone 6C」に取り組んでいるとのうわさがあった。しかし、この計画が中止になったという見方が浮上している。
小型iPhone 6Cの計画は、旧モデルのiPhoneからアップグレードしたいが、大画面化したiPhoneにはためらいを感じてしまうというユーザーに向けられたものと考えられていた。
しかし、Cowen and CompanyのアナリストTimothy Arcuri氏によると、そのような端末を示すすべての痕跡がサプライチェーンから消えてしまっているという。
Arcuri氏は「iPhone 6があまりによく売れているとうのが理由の1つではないかと考えている」と述べる。「この状況で、彼らは『製品同士を共食いさせたいか?iPhone 6Cを投入すれば、価格の下がったiPhone 6との共食いが発生する』と考えたのだろう」(Arcuri氏)
Appleは、大型のiPhone 6 Plusに比べてiPhone 6がいかによく売れているかを知っている。もし、より小型のiPhoneに対する需要が本当にあるなら、Appleも間違いなく製品を出すだろう。しかし、同iPhoneの売れ行きの良さを見る限り、大画面化の方針が売り上げに悪影響を与えたということはなかったようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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