Motorolaは米国時間7月23日、図らずも「Moto Maker」ページをウェブサイトに掲載し、新しい「Moto G」の購入希望者が自身の端末をデザインして同サイトから注文できる状態にしてしまった。Moto Makerページは、Moto Gの外観をどのようにしたいかユーザーが詳細をカスタマイズできるようにデザインされていた。例えば、フロントパネルの色を白にするか黒にするか、バックカバーをどんな色合いにするかを選択できる。また、メタリックなアクセントカラーや内蔵ストレージの容量も選択できる。
コミュニティフォーラムサイト「Reddit」のユーザーによって発見された同ページは、その後なくなってMotorolaのホームページにリダイレクトされている。
同ページが用意されていたことから、Motorolaがユーザーにスマートフォンのデザイン選択の余地を多く与えようとしていることがうかがえる。これまでMotorolaに限らずどのメーカーでも、スマートフォンを購入する際の選択肢はほとんどバックパネルの色だけだった。Motorolaはこの点を刷新して、端末のルックアンドフィールを顧客が選択し、好みに合わせてカスタマイズできるようにしようとしているらしい。
MotorolaのMoto Gは同社の低価格帯端末だ。Androidを搭載するこのデバイスは、これまでもいくつかのカラーから選択できるようになっていた。しかし米CNETのレビューチームから5点満点で3点という評価を受けた2014年モデルは、キャリアのLETネットワークに接続するためのLTEチップを内蔵しなかったことで大打撃を受けた。米CNETのJessica Dolcourt記者はLET非対応について「困ったこと」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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