シャープは7月21日、秋にも東京都内にスマートフォンを充電できるソーラー充電スタンド「シティチャージ」を設置することを明らかにした。シャープによれば、太陽光パネルを活用した充電スタンドの設置は日本初という。
今回設置されるシティチャージは、95Wの太陽光パネル、蓄電池、LED照明、充電テーブルで構成される。太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に蓄電、その電気をスマートフォンなどの充電や夜間のLED照明に使用する。LED照明は、1000ルーメンの明るさだという。
ソーラー充電スタンドは、太陽光パネルが発電する電気でスマートフォンなどを手軽に充電でき、無料で利用できる。すでに米国・ニューヨークなどでは設置が広がっているという。なお、スマートフォンの充電に関するスペックは検討中で「詰めているところ」(シャープ広報部)と話す。
旅行者が多い東京タワー付近とビジネスパーソンの多い虎ノ門ヒルズに設置し、順次設置を拡大していくとしている。
シャープは、公益財団法人東京都環境公社(東京都環境公社)が東京都と連携して実施している「シティチャージ」を設置する事業の設置事業者に選定された。スタイリッシュなデザインや安全設計が評価されたという。
シティチャージは、東京都環境公社が東京都と連携し、太陽光発電の啓発、非常用電源としての活用、そして外国人旅行者へのおもてなしに資するものとして実施予定だ。
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