Microsoftは「Windows 10」の最後の仕上げにかかっており、リリースに備えた開発を米国時間7月10日までに終わらせる予定だという。The Vergeが計画に詳しい情報筋の話として報じた。その後、この「RTM」(製造工程向けリリース)と呼ばれるバージョンのWindows 10はPCメーカーに送られ、各メーカーの製品にバンドルされる。
Microsoftは先週、リリース計画の進行に時間がかかる可能性について注意を促した。同社の看板製品であるWindows 10へのアップデートが最初に提供されるのは、「Windows Insider Program」を通じてWindows 10の開発に協力した人たちだ。
その後、Windows 10のリリースは、「7月29日以降、少しずつ対象を拡大しながら段階的」に実施されると、Microsoftは米国時間7月2日付けの公式ブログで述べ、Windows 10の最終調整がまだ終わっていないことをほのめかした。また、「対象を拡大するたびにユーザーの声を聞いて学び、すべてのWindows 10ユーザーにとってエクスペリエンスをよりよいものにしていく」としている。
ただし、これはユーザーがすでに所有しているコンピュータをアップグレードする場合の話だ。Windows 10のRTM版は、新しいハードウェア製品に組み込まれて発売に備えることになる。
Microsoft自身は、RTM版のリリース時期についてまだ明らかにしていないが、過去の例を見ると、RTMをリリースする日は自社のサイトで告知している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス