Microsoftは米国時間7月2日、PC向け「Windows 10」の各エディションの機能比較表を初めて発表した。
「Windows 10 Home」「Windows 10 Pro」「Windows 10 Enterprise」「Windows 10 Education」にはすべて同じ中核的機能セットが搭載される予定で、それには、カスタマイズ可能な「Start Menu」、起動を高速化する「InstantGo」と「Hiberboot」のサポート、「Trusted Platform Module」(TPM)のサポート、統合された「Cortana」アシスタントテクノロジ、「Windows Hello」セキュリティテクノロジ、PCとタブレットを切り替える「Continuum」機能、新しい「Microsoft Edge」ブラウザが含まれる。
エディションによって異なるのは、「ビジネス体験」に関する機能群だ。
脚注によると、いくつかの機能は特定のプロセッサやハードウェア、ファームウェアに依存するという。「Enterprise Data Protection」がPro、Enterprise、およびEducationで利用可能になるのは「少し後」になる、と脚注に書かれている。
さらに、新しい機能(セキュリティアップデートは除く)の導入を何年も遅らせることができるWindows 10エディションはEnterpriseだけであることをMicrosoftは機能比較表の中で認めている。Windows 10 Enterpriseユーザーは「Long Term Servicing Branch」オプションを利用できるが、ほかのエディションのユーザーは利用できない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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