米軍規格クリアのUAG製「iPhone 6」ケース--耐衝撃構造の機能を探る - (page 2)

河部恭紀 (編集部)2015年06月27日 10時30分

 ケースのシェル自体も、硬い外殻であるアーマーシェルと柔らかい内部構造であるソフトコアの2層構造を採用している。この2つは、製造過程において永久的に接合されているため、コンポジット(合成)ワンピース設計となっている。

アーマーシェルとソフトコアの2層構造
アーマーシェルとソフトコアの2層構造
提供:Urban Armor Gear

 ただし、クリアバージョンは2層構造になっておらず、UAGによると、代わりに特別な素材が用いられているという。

 これらの耐衝撃構造が備わっているため、見た目にはかなり物々しさがある。さすがMILクリアという感じだ。

 しかし、実際に持ってみると意外と軽い。アーマーシェルは、特許取得済みの設計により、衝撃に耐えるようになっている一方で軽量化が図られているという。内部構造も、耐衝撃性を最大化するためにゴム素材を採用するとともにハニカム構造を導入しているが、ハニカム構造によって重量を13%軽減させているとUAGは述べている。

ハニカム構造
ハニカム構造

 また、分厚さもさほど感じない。手の中に収まりきらないのではと使用前には思ったが、手にするとそうでもない。その一方で、スクリーンサラウンドのゴム素材とケース下部にある凹凸がグリップ感を高めるので、手の中でよりしっかりと収まってくれる。

 難点としては、背面にあるスキッドパッドが手に軽く食い込む感じがすることだ。親指の付け根の部分にスキッドパッドが当たるのだが、しっかり握ると痛かゆさを感じて少し気になる

手にすると分かるグリップ感の高さ
手にすると分かるグリップ感の高さ

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