Microsoftは米国時間6月8日のブログ記事で、2015年晩夏までに、「Skype Translator」が「Windows」デスクトップ向けソフトウェア「Skype」にバンドルされる予定だと述べた。ただし、この機能が他のデスクトップOS向けのSkypeに追加される可能性やその時期について言及しなかった。
米CNETはSkypeにコメントを求めたが、本稿執筆時点までに回答はなかった。
Skype Translatorプレビュー版は、2014年に「Windows 8.1」を搭載するPCおよびタブレットに限定したスタンドアロンダウンロードとしてリリースされた。Skypeは当時、単独で使ってもらうことが目標であり、すべてがうまく行けば、将来的にはマイクロソフトのコミュニケーションアプリへと進化するだろうと述べた。
この機能を使えば、言語の異なるユーザー同士が通話やインスタントメッセージで会話することができ、その会話は自動的に翻訳される。現在、音声通話の翻訳が対応しているのは、英語、スペイン語、イタリア語、中国語(北京語)だ。たとえば、イタリア人と米国人が会話したい場合、一方はイタリア語、他方は英語で話すと、Skype Translatorがそれぞれの言語で会話を自動的に翻訳する。インスタントメッセージについては、50の言語がサポートされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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