Nestが口を開くと、人々は耳を傾ける。爆発的にヒットしているネット接続サーモスタットのメーカーNest Labsは、カリフォルニア州サンフランシスコのテラギャラリーで米国時間6月17日にプレスカンファレンスを予定している。
このプレスカンファレンスは、8日から始まるAppleの年次開発者会議(WWDC)の直後というタイミングで開かれる。また、5月末に行われた「Google I/O」では、Nest Labsの親会社でもあるGoogleから、Appleの「HomeKit」のライバルとなりうる新しい「Android」ベースのスマートホーム向けプラットフォーム「Brillo」が発表されたばかりだ。Brilloを中心としたGoogleのスマートホーム分野への進出でNestが中心的な役割を果たすのはまず間違いないと見られており、6月17日のプレスカンファレンスでコネクテッドホームの新標準となるようなNestの将来に関する発表があったとしても、驚くには当たらない。
もう1つの可能性として考えられるのは新しいハードウェアの発表だ。カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くNest Labsは、2012年に看板商品であるサーモスタットをリリースした後、2013年にはそのデザインを刷新し、よりスリムな形状にした。これに続く第3世代のサーモスタットは、さらにデザインに手を加えるか、新たな機能を追加するか、あるいは2015年末にデビューする予定のBrilloに最適化されるのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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