ラスベガス発--Nest Labsは、10を超えるブランドとの新たな提携を発表し、業界における支配的な地位をCES 2015で示している。Nest対応製品の普及拡大を目指す「Works with Nest」プログラムに参加する家電およびスマートホーム分野の主要企業が、さらに増えることになる。
August、LG、Philips、UniKey Technologiesは、いずれもWorks with Nestに参加したばかりだが、すでにNest対応製品を販売している。
スマートサーモスタット「Nest Learning Thermostat」とスマートロック「August Smart Lock」があれば、この2つを組み合わせて、ドアの解錠や施錠によって、自動的にサーモスタットを「Home(在宅)」モードや「Away(留守)」モードにできる(これと同じように、UniKeyのスマートロック「Kevo」であれば、誰が家にいるかだけでなく、その人の好みの温度設定を認識する)。さらに、Awayモードに切り替わる度に、LG製冷蔵庫が省エネモードに入るようプログラムできる。
煙や二酸化炭素を検知するスマート火災報知器「Nest Protect」については、異状を感知すると警報代わりにLED照明「Philips hue」が点滅するよう設定できるだろう。
Automatic Labs、Insteon、Lutron Electronics、Ooma、Withingsの各社もNest対応製品を販売しており、2月か3月には、無線オーディオシステム「Beep」、大風量低速回転シーリングファン「Big Ass Fans」、家庭用EV充電ネットワーク「ChargePoint」、OSRAM SYLVANIAの照明器具、Stack Labsの電球、スマートプラグ「Zuli」などがNestに対応し、Whirlpoolの洗濯機の機能も拡大される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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