Intelは、デスクトップおよびモバイル向け第5世代「Core」チップのラインアップを刷新した。各CPUには「Iris Pro 6200」グラフィックスチップが追加されている。
10種類の新製品(5つはデスクトップ用、残り5つはモバイル用)の価格は244〜623ドル。623ドルの製品は、ゲームなどグラフィックスを駆使する高性能システム向けの2.9GHzクアッドコアチップ「Core i7-5950HQ」だ。現行世代のモバイルプロセッサ「Core i7-5600U」と比較してメディア性能は最大95%向上し、3Dグラフィックス性能は最大2倍となっている。ただし、性能向上と引き換えに熱オーバーヘッドが高まっており、TDPは15Wから47Wにまで増加している。
デスクトップ向けとしては、「Core i7-4790S」に代わって366ドルの3.3GHzクアッドコアプロセッサ「Core i7-5770C」が登場し、メディア性能は最大35%向上し、グラフィックス性能は2倍以上になっている。
Iris Pro 6200は、高速なeDRAMメモリ(最大128Mバイト)と48個の実行ユニット(EU)を搭載し、300〜1150MHzで動作する。性能は「NVIDIA GeForce 940M」に匹敵する。
「Xeon」チップも新たに5種類発表された。Iris Proグラフィックスをやはり搭載するが、ここで搭載されているのは「Iris Pro 6300」である。これらの新製品は1.8GHz〜3.5GHzで動作し、価格は418〜557ドル、TDPは35W〜95Wである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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