Galaxyシリーズは新モデルが出るたびにサムスン製の新しいアプリが追加されていった。だが実際それらを使うユーザーはどれだけいただろうか。前述したホームボタンのダブルクリックも、今までは音声コマンドの「S Voice」の起動に割り当てられていたのだ。だが同機能は決して使い勝手のいいアプリではなかった。
S6 edgeではプリインストールアプリを大幅に減らし、ホーム画面はデフォルトで2画面、アプリの一覧画面も同様に2画面に収められている。サムスン製のアプリも一部がプリインストールされているにとどまり、追加したい場合は自分でダウンロードする形式に改められた。
スマートフォンを買ったものの、プリインストールアプリの大半は使われないケースが多い。しかも多数のアプリがあると、目的のアプリを探すのも大変だ。このように2画面ならばユーザーも戸惑うことは少ないだろう。
S6 edgeはスペックだけを見ても十分すぎるくらいハイエンドな製品である。だが細かい部分での使い勝手が高められており、スマートフォンそのものを毎日楽しんで使うことができる製品に仕上がっている。特にソーシャルネットワークサービス全盛の今、スマートフォンで最もよく使われる機能と言えるカメラの使い勝手は申し分ない。
もちろん全体のレスポンスも快適で、今購入しても2年間使い続けられるだけの性能を有していると言える。さらには飽きの来ない高級感あふれるボディーも大きな魅力だ。全く新しい製品に生まれ変わったGalaxy S6 edge、サムスンの本気が随所に感じられる製品だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス