Googleが、同社モバイルアプリの検索結果に「buy」(購入)ボタンを追加する方向で準備を整えていると、The Wall Street Journal(WSJ)が報じている。
この機能は今後数週間のうちに追加され、企業が有料で利用する、一部のスポンサー検索結果にのみ適用される予定だという。Googleのアルゴリズムによって生成される「オーガニック」検索の結果には適用されない。小売パートナーとしてはMacy'sなどが挙げられている。
購入ボタンをタップすると、Googleの商品ページが表示され、購入手続きを完了したり、衣類の場合は色やサイズ展開などの詳細情報を確認したりすることができる。
Googleは、ユーザーがクレジットカード情報を保存して2回め以降に再入力しないで済むようにするサービスを提供する。ただしWSJによると、同社は決済情報を小売業者とは共有しないという。顧客との関係が失われるのではないかと危惧する小売業者に配慮して、Googleのショッピングサービスでは、顧客が希望する場合は、ブランドのマーケティングプログラムに加入できるようにする。例えば、顧客がMacy'sのメーリングリストへの参加を希望する場合、Macy'sはその顧客のデータを入手することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス