Googleに続き「Bing」も、モバイルフレンドリーなバージョンを提供するようウェブサイトに呼びかけている。
Microsoftは4月、同社の検索エンジンBingでヒットした一部のウェブサイトに「Mobile-friendly(モバイルで使いやすい)」タグを追加した。狙いは、携帯電話でのナビゲーションやユーザビリティを考慮して設計されたバージョンを用意しているサイトをユーザーに知らせることだ。携帯電話で特定のサイトやトピックを検索すると、サイトの説明欄に新しいタグが表示される。
だが今回、Bingはさらなる奥の手として、新しい検索アルゴリズムにより、いくつかの要因に基づいてモバイルサイトの検索順位を引き上げようとしている。
Googleは4月に検索アルゴリズムをアップデートし、モバイル端末上の検索結果ではモバイルフレンドリーなサイトがより上位に表示されるようにした。Bingはこれにならうことで、コンテンツをモバイルユーザーにとって見やすいものにするよう、ウェブサイトの開発者にプレッシャーをかけている。これに応じないサイトは、検索順位が下がってしまう可能性がある。
MicrosoftのBing Mobile Relevance Teamは米国時間5月14日の公式ブログで、モバイルフレンドリー度に応じた検索結果表示への変更を今後数カ月のうちに順次開始する計画だと述べた。モバイルユーザーに非協力的なために順位を落とされることのないように、ウェブマスターやウェブ開発者に対し、サイトを修整するための十分な猶予を与える狙いがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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