宣伝会議とクロス・マーケティングは5月11日、共同で首都圏(1都3県)に在住する主婦を対象に「携帯端末を介した会員サービス利用状況に関する調査」を実施したと発表した。対象となったのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む20歳~59歳の主婦600人(各世代150人ずつ、専業主婦と有職主婦の比率は1対1)。
調査によると、所有携帯端末の内訳はスマートフォンが71.2%。専業主婦でも所有率が67.5%だった。世代別では、20代が91.3%、30代が74.7%、40代が64.0%、50代が54.7%となり、若い世代ほどスマートフォンを持つ傾向が顕著だった。
「小売店や飲食店、その他のサービス店(美容院やエステサロンなど)といった店舗から発信される情報を入手しているか」という問いに対し、スマートフォンを所有者は「入手している」が58.3%、「入手していない」が41.7%。すべての回答者を対象とした場合は「入手している」が47.3%、「入手していない」が52.7%となり、ややスマートフォンユーザーの方に情報収集の積極性がみられた。
また、「専業主婦」に限った場合は、「入手している」が46.1%、「入手していない」が53.9%で、平均よりも情報を受け取っていない傾向がみられた。
スマートフォンユーザーが「情報を入手しているお店の数」では、71.1%の人が「1~5個」と大多数を占める結果になった。その他の数では、「6~10個」が22.2%、「11~15個」が4.2%、「16~20個」が1.8%、「21個以上」が0.7%。
世代別にみると、「1~5個」の比率が最も多いのは50代の81.0%。次いで20代の78.5%だった。逆に少ないのは30代の60.8%。40代は62.7%だった。専業主婦で分類すると72.5%で、平均よりも高い結果となった。
また、「Facebook」「Twitter」「LINE」などのソーシャルメディア、メールマガジン、公式アプリなどを利用していたが止めてしまった理由をたずねた結果、最も多かった不満は「頻度」に対するもので、回数だけでなく、「毎日朝から夜まで時間に関係なくメールがくる」「毎日のように、ひどい時は夜に、しつこい」「日に何度も来る」と、時間帯を気にする声も目立った。
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