Oculus VRは米国時間5月6日、2016年第1四半期に仮想現実ヘッドセット「Oculus Rift」の消費者向け製品を出荷すると発表した。Oculus VRは、Facebookが2014年に20億ドルで買収している。
Oculusは仮想現実技術に寄せる期待について、「ゲーム、映画、エンターテインメント、コミュニケーションなどさまざまなものを作り変える」と、このたびの発表の中で述べている。
Palmer Luckey氏が創設した同社はKickstarterプロジェクトとして2012年に始動し、開発者らにプロトタイプを出荷してきた。またサムスンとは同社のスマートフォンを装着するVRヘッドセット「Gear VR」を開発している。
仮想現実の分野は2014年3月にソニーが「PlayStation 4」(PS4)用のVRヘッドセット「Project Morpheus」を発表したことを受け、注目を浴びるようになった。同じ月にFacebookが、Oculusを20億ドルで買収することで合意したことを発表した。
それ以来、サムスン、Microsoft、GoogleなどのIT業界の大手企業が、ヘッドセット製品を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス