ソニーとソニーコンピュータサイエンス研究所が設立した、教育サービス事業を展開する新会社ソニー・グローバルエデュケーションが5月1日、事業を開始したと発表した。新たな教育インフラの創造を目指す。
ソニー・グローバルエデュケーションでは、ネット上のグローバルな算数大会「世界算数」によるコンテスト事業と、多言語対応算数クイズアプリケーション、「マスネイティブ(MathNative)」による学習サービス事業、教育アプリケーション・プラットフォーム事業を主に推進していく。
コンテスト事業の第1弾となる世界算数は、第1回大会を新会社設立前の2014年秋に日本語版で実施、その後、英語版、中国語版を2015年春に開催し、世界各国の小中学校で試験導入されたという。
今後は、世界各国の企業、教育関連団体、学校や学習塾などとのオープンな提携を通じて、教育サービス・プラットフォームも作り上げていくとのこと。
「誰もが簡単に教育を受けられるように、誰もが競い合い、学び合えるように、アプリやサービスの枠を超えた新しい教育インフラを創り上げること」をミッションに、様々な学習要素を組み込み、知力、思考力を高める進化した教育サービスと、それらを通じた新しい学習体験を提供していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」