ソニー、教育事業向けの新会社を設立--ネットを活用

 ソニーとソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は12月18日、教育サービス事業を展開する「株式会社ソニー・グローバルエデュケーション」を設立した。ネットワークを活用した教育サービスを国内外に展開する。

 ソニーCSLでは、ネットワークサービスの研究、開発をし、事業化まで進めることを目的としたネットワークサービスプロジェクトを2012年に開始。その取り組みの一つとして、教育に焦点を当てたプロジェクトを発足し、ストーリー提供型の多言語対応算数クイズアプリケーション「MathNative(マスネイティブ)」や、ネット上のグローバルな算数大会「世界算数」などのアプリケーションサービスを提供してきた。

 両アプリともにソニーCSLが独自開発したプラットフォーム上で機能しており、算数以外の科目へも拡張していくことが可能だという。

 新会社では、国内外の企業や団体とパートナーシップを結ぶことで、新たな教育事業モデルの構築を目指し、プラットフォームを法人、個人を問わず広く提供していく。

 新会社の営業開始は2015年4月1日を予定。代表取締役には礒津政明氏が就任する。

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