Sansanは4月27日、名刺管理アプリ「Eight(エイト)」専用スキャナ「ScanSnap for Eight」(PFU製)を、都内のAppBank Storeや銀座ルノアールグループの喫茶店、全国のコワーキングスペースに設置したと発表した。利用にはEightのユーザー登録、および無料の専用アプリ「Eight scan」(iOS/Android)が必要。
ScanSnap for Eightは、全国のコワーキングスペースや銀座ルノアールグループ直営約80店舗、AppBank Store都内4店舗と関西1店舗に設置される。費用は各店舗の利用料のみ。ビジネスパーソンの利用するシェアオフィスや交通機関、ビジネスホテル、ショップ、カフェなどに順次設置していく予定だという。
同社では“たまった名刺を手間なく、手軽に、Eightに取込む環境を提供する”をコンセプトにした「どこでもスキャン」サービスを展開しており、今回のEight専用スキャナの設置もその一環となる。これまでにも、カメラのキタムラやアクセアなどで店舗スタッフがスキャンする「預けてスキャン」、指定した場所・時間にスタッフが出張してスキャンする「出張スキャン」、名刺を郵送してスキャンする「郵送スキャン」など、さまざまなスキャン方法を提供している。
今回のサービス拡大に合わせて、全国に約1000カ所あるというスキャンスポットの検索機能をリリースした。位置情報を利用して、現在地から近隣の該当スポットを検索・表示できるようになる。
Sansanは、業界初の法人向けクラウド名刺管理サービスとして2007年に提供を開始。導入社数は2013年4月に1000社、2014年5月に2000社、2015年4月に3000社を突破しており、3年連続業界シェアナンバーワンを獲得している。
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