システムクレイスは4月27日、「Any-Co グループウェア」を大幅アップデートすると発表した。Any-Co グループウェアは、Google Apps for Work及びGoogle Apps Unlimited、Education、Governmentと連携するポータルサイトだ。2014年8月にリリースしており、初期導入費は無料、基本利用料は1ユーザー月300円。
従来からある電話メモや掲示板の機能を強化し、さらに出退勤管理や在籍確認、Google Appsの新着メールの自動振り分け機能などを追加した。トップページで出退勤を打刻して毎月のタイムカードを管理でき、出退勤と連動した在籍確認で全社メンバーの在籍状況を把握できる。
さらに掲示板の機能を強化し、既読通知や掲載期間指定、html書式などに対応するなどし、社内SNSのような感覚で、Google Appsをより使いやすくしている。
スマートフォン、タブレットでも利用でき、スマートフォンは専用レイアウトで快適に利用できる。また、iOS、Android専用アプリを5月中旬にリリース予定だ。アプリでは各新着のお知らせをプッシュ通知で受け取ることも可能になる。
Google Appsは、日本でも利用ユーザーが100万ユーザーを突破するなど導入する企業が増加している一方で、「ポータル画面が欲しい」「掲示板機能が弱い」「電話メモの機能がない」といった意見があるという。システムクレイスはGoogle Apps導入の実績とヒアリングをもとに、これらの課題を解決する手段としてより使いやすいAny-Coグループウェアを提供していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」