米Yahooは米国時間4月21日、株式市場の取引終了後に2015年第1四半期(3月31日締め)決算を報告した。
Yahooが報告した純利益は2100万ドル(1株あたり2セント)で、前年同期の3億1200万ドルから減少した(プレスリリース)。
トラフィック獲得コスト(TAC)を除外した売上高は10億4000万ドルで、非GAAPベースの利益は1株あたり15セントだった。
ウォール街は、売上高を10億5500万ドル、1株あたりの利益を18セントと予想していた。
Yahooの最高経営責任者(CEO)を務めるMarissa Mayer氏は声明の中で、同社が進めている改革に改めて言及した。
Yahooは、象徴的な企業を再び偉大な存在に戻すため、複数年にわたる変革を進めているさなかだ。変革の次の段階では、利幅と費用を管理しながら、GAAPベースの売上増加を加速させることに注力する。
Mayer氏はまた、第1四半期にはモバイル分野でGAAPベースの売上高が2億3400万ドルに達し、前年同期比で61%増加したと述べた。ただし、同四半期におけるディスプレイ広告の売上高は前年同期比で7%減少した。この分野はMayer氏が成長が見込める事業として挙げていたことを考慮すると、苦々しい結果だろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」