すっかり過去のものとなった「Windows XP」をまだ使い続けているユーザーは、「Google Chrome」を使用することによって、少なくともウェブ閲覧は2015年末まで安全に行うことができる。
Googleは以前、Windows XP上のChromeのサポートを4月までは続行すると発表していた。しかし、Google Chromeのエンジニアリング担当ディレクター、Mark Larson氏は米国時間4月16日付けのブログ記事で、同社がWindows XP上のChromeに対する定期的なアップデートとセキュリティパッチの提供を2015年末まで続ける予定であることを明らかにした。
「誰もが簡単に新しいOSに移行できるわけではないことを理解している」とLarson氏は述べ、「多くの人々がまだ日常的にXPを使用している。これらの人々が、サポート対象外のOS上でもできる限り安全な最新のブラウザを使用できるようにしたいと思う」とした。
Microsoftはおよそ1年前、具体的には2014年4月8日に、Windows XPのサポートを打ち切った。つまり同社は、XPユーザーに対してはもうバグ修正やセキュリティパッチなどのアップデートを提供しない。そのため、XPユーザーは、ブラウザをターゲットとするものを含むセキュリティ脅威にさらされやすい状態になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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