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新「MacBook」をiFixitが分解--修理しやすさは最低評価

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ) 編集部2015年04月16日 11時01分
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 モバイル端末修理用工具の販売と修理難易度の評価を手がけるiFixitが米国時間4月15日、新しい分解記事を掲載した。対象となったのはAppleの新型「MacBook」で、修理しやすさは10点満点で最低の1点と評価された

修理が難しいことが判明したAppleの新しい12インチMacBook
修理が難しいことが判明したAppleの新しい12インチMacBook
提供:CNET

 2015年のMacBookで、Appleは従来の「MacBook Air」や「MacBook Pro」とは少し違うことを試みている。米CNETがレビューで述べているようにMacBookの12インチスクリーンは「驚くほど薄くて軽い」。Intelの「Core M」プロセッサを搭載する新型MacBookは、十分なバッテリ持続時間とパフォーマンスを提供する。欠点を言えば、そのバッテリ持続時間とパフォーマンスはMacBook AirとMacBook Proには及ばない。新しいキーボードも慣れるのに少し時間がかかる。そして、新型MacBookの単一のUSB-Cポートが、電源コードを含むすべてのアクセサリの唯一の接続端子であることには、「ほぼ瞬時に苛立ちを感じる」。

 では、iFixitは、新しいMacBookの分解で何を発見したのだろうか?

 まず、MacBookの筐体を開けることが困難だと判明した。これは、非正規の改造を防ぐよう設計された独自仕様のPentalobeねじを、Appleがこの機種でも使っているためだ。さらに、内部のケーブルの配線により、さらにこのデバイスの内部を探ることがより一層難しくなっている。

 また、プロセッサ、RAM、フラッシュメモリはすべてロジックボードにはんだ付けされているため、非常に取り外しにくい。バッテリもユニット全体が接着剤で底面に固定されているため、バッテリの交換も難題だ。

 「バッテリの中央にある電池セルでさえ接着剤で留められている。この粘着式セルは最新型の13インチのMacBook Proで発見したもので、我々としてはこれがトレンドにならないことを願っていたのだが」とiFixitは述べている。「さらに分解作業を複雑にしているのが、バッテリがくぼみの中に収まっている点だ。したがって、安全に工具を差し込める場所としては、このアルミ板の側から作業するしかない」

 USB-Cポートはトライウィングねじで固定されており、当然ながら取り外すには特別なトライウィングドライバが必要だ。しかも、このポートはディスプレイ用ブラケットの下に隠れているため、アクセスは容易ではない。加えて、ポートを1つしか搭載しないというAppleの決断が問題となる可能性もある。

 「ポートが1つだけになったことで、通常の単一用途のポートと比べて使用回数が増え、摩耗が激しくなるだろう」とiFixitは述べている。「Appleがなぜ1基のUSB-Cポートしか搭載しないことを選択したのか、疑問に思わずにはいられない。このせいで、MacBookを充電しながらUSBデバイスを使おうとすれば、79ドルのアダプタが必要になるのだ」

 最後に、「Retina Display」もやはり、一体型ユニットになっており、ガラスだけを取り外すことはできない。そのため、ディスプレイの交換にはかなりの金額がかかるとみられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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