「Apple Watch」は米国時間4月24日に出荷が開始され、予約注文した人は同日、この新しいデバイスを開封することになる。ここでは、Apple Watchを一番先に身に付けるユーザーの1人となるために、知っておくべきことを紹介する。
4月10日には以下の2つのことが予定されている。
最寄りのApple Storeに足を運んでも、そう簡単にApple Watchを試せるわけではない。Appleは試着を予約するよう推奨しており、試着できる時間は15分までだという(とはいえ、もう少し試したいという場合も、追い出されることはないだろう)。また、先着順での試着もできるはずだが、事前に予約しておかなければ、来店時に空き時間がない限り、かなりの時間待たされてしまうかもしれない。「Apple Watch Edition」(極めて高額な18Kゴールドモデル)に興味があるという人は、その旨を予約の際に伝えておく必要がある。Editionの試着は、他とは別のスペースで行われ、1万~1万7000ドルという価格のこのモデルはすべての店舗で販売されるわけではないからだ。
試着を予約したとしても、その日に持って帰れるわけではない。どのモデルも購入は完全予約制であり、店舗で選んで購入することはできないということだ。そのため、Apple Storeに行くと、店員が試着を手伝ってくれて、その後にオンライン予約の手順を教えてくれるだろう。あとは、自宅への配送の手続きをする必要があるが、入荷してから店頭で受け取るように手配することもできる。
したがって、店舗でApple Watchを試着するまで長時間待たされるようなら、配送日も遅くなってしまう可能性が高い。できるだけ早く注文すれば、発売当日に(少なくとも早めの時期に)手に入れられるだろう。
では、どうすべきか。Apple Watchを最初に手にするユーザーの1人になりたければ、オンラインで事前予約が始まる前に、あらゆる情報を整理しておこう。本記事はそのためのものだ。その瞬間のために知っておくべきことを余すところなく紹介する。「iPhone」に追加されたApple Watchアプリでも、各モデル各サイズの外観や、さまざまな機能を確認できるようになっている。購入前に試着したければ、4月10日に試着を予約しよう。
いい知らせがある。最も華々しい最新モデルのiPhoneでなくても、Apple Watchを使うことができる。Apple Watchの全モデルが「iPhone 5」「iPhone 5c」「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」と互換性がある。
しかも、米国においては、「Apple Pay」に対応していないiPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5sでも、Apple Watchを経由してApple Payを使えるようになる。これはうれしいサプライズだ。
大方の予想では、Appleが発表する腕時計型端末はフラッグシップモデル1機種のみと見られていた。だがAppleは、エントリレベルのスポーツモデルから超高価な純金モデルまで、多数のモデルを用意して驚かせてくれた。
注意してほしいのだが、高価なモデルほど「高機能」になるわけではない。各モデルの価格には、本体に使われている素材の違いが反映されているだけで、内部のパーツと機能はまったく同じだ。
価格(38mm、42mm) | 本体 | ディスプレイ | 背面 | デザイン | |
---|---|---|---|---|---|
Apple Watch Sport | 349ドル、399ドル | アルミニウム合金 | Ion X強化ガラス | 複合素材 | 軽量素材で運動に最適なデバイス |
Apple Watch | 549ドル、599ドル | ステンレススチール | サファイアクリスタル | セラミック | ステンレススチールと丈夫なディスプレイがさらなる高級感を演出 |
Apple Watch Edition | 1万ドル以上 | 18Kゴールド | サファイアクリスタル | セラミック | 高級品としてデザインされたハイエンドモデル |
Apple Watchを先に試着せずに事前予約する場合、何より困るのがサイズの問題だ。ほとんどのモデルと交換用ストラップの選択肢について、2つのことを考えなければならない。文字盤のサイズとバンドの長さだ。
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