KDDIと沖縄セルラーは、「au 4G LTE」において受信時最大225Mbpsの高速データ通信サービスを、2015年夏を目途に一部エリアから提供すると発表した。
このデータ通信サービスは、LTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」に含まれる、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を可能とする技術「キャリアアグリゲーション」によって実現。対応するスマートフォンは順次発売する予定で、キャリアアグリゲーションによって受信時最大220Mbpsを実現している「WiMAX 2+」にも対応することで、2つの高速データ通信サービスを自動的に使い分けることができるようになるという。
なお、KDDI広報部によると、このキャリアアグリゲーションには800Mhz周波数帯と2GHz周波数帯の電波を利用する予定で、現在150Mbpsの4G LTEを提供しているエリアを中心に、全国規模でエリア整備をしていくとしている。
ちなみにNTTドコモは、キャリアアグリゲーションによって受信時最大225Mbpsのデータ通信を提供するLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」を3月27日から全国22都道府県の都市部で開始しているが、4月6日現在の対応端末はモバイルルーター2機種のみで、対応するスマートフォン、タブレット端末はまだ発表されていない。
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