ハンドメイド品やビンテージ商品などのマーケットプレイスを運営するEtsyは、新規株式公開(IPO)のロードショー(投資家向け企業説明)を米国時間4月1日に開始する。
ニューヨーク市ブルックリンを拠点とする新興企業のEtsyは3月初め、米証券取引委員会(SEC)にフォームS-1の登録届出書を提出していた。
その時点でEtsyは、調達目標額を最大1億ドルとしていた。Goldman Sachs Group、Morgan Stanley、Allen & Companyが引受会社に指名されている。
上場後、Etsyの株式はNASDAQ証券取引所で取引される(ティッカーシンボルは「ETSY」)。
ロードショーに先立つ3月31日の発表によると、EtsyはIPO価格を1株あたり14~16ドルに設定し、1660万株以上を発行する計画だという。
Etsyはまた、IPO株式の最大5%を、個人投資家向けの「IPO Participation Program」の下で販売する計画だとした。
Etsy(旧称Indieco)は、2005年の設立以来、同社の事業戦略がコミュニティーと顧客サービスに根ざしていることを強調した。
Etsyは2014年秋、モバイルとEコマースのトレンドへの対応(および、当然ながら競合各社への対策)を強化し、オフラインでのクレジットカード決済用に「Square」のようなドングルタイプの製品をリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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