Hewlett-Packard(HP)は、Bang & Olufsen(B&O)と提携し、このデンマーク企業のオーディオ技術を自社の新しいPC、タブレット、ヘッドホンに導入することを発表した。
B&OはBeats Electronicsに代わるオーディオベンダーとなる。長年にわたりHPのオーディオベンダーだったBeatsは、PC分野でHPと競合するAppleから2014年に30億ドルで買収されたことを受け、HPとの提携を解消することとなった。
HPでパーソナルコンピュータおよびプリンティング担当バイスプレジデントを務めるMike Nash氏は米国時間3月24日、提携の発表直後に行われた報道陣との電話会見で次のように述べた。「われわれは確かに、長年にわたって多くの時間をかけ、Beatsとオーディオ分野で協業してきた。この関係では間違いなく、双方が多くを学んだと思う。Bang & Olufsenとのパートナーシップの一環として、われわれがすでに持っているあらゆる知識を、新しい専門知識と組み合わせる好機だ」
B&Oおよび姉妹ブランドであるB&O PLAYのオーディオ技術を搭載した最初のHP製PCは、新学期シーズンに間に合うよう2015年春に発売される予定だ。B&Oブランドは、HPの「Spectre」「OMEN」「ENVY」などのPCに搭載される。B&O PLAYブランドは、HPの「Pavilion」PC、タブレット、ヘッドホンなどのPCオーディオアクセサリに搭載される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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