紀伊國屋書店と大日本印刷(DNP)は3月19日、出版流通市場の活性化と新たなビジネスモデルの創出を目的とした合弁会社「株式会社出版流通イノベーションジャパン」を4月1日に設立すると発表した。出資金は1億円で、出資比率は両社50%ずつ。
新会社の具体的な業務内容は、(1)読者の利便性向上を目的とした電子/ネット書店のさらなるサービス強化、(2)読者にとって使いやすいポイントサービスの構築、(3)仕入・物流業務システムの共有化、合理化、効率化、(4)両社が保有する海外リソースを活かした新しいビジネスモデルの創出、(5)リアル書店とネット書店の相互連携による読者へのサービスの向上。
リアル書店とネット書店の“ハイブリッド戦略”をとる両社。今後、互いのノウハウを共有し、日本の出版流通市場が抱える課題について調査、分析をして施策を検討するとしている。
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