MMD研究所は3月13日、Appleが3月9日(米国時間)に発売日や価格などを発表したウェアラブル端末「Apple Watch」について、認知度および購入意向に関する調査の結果を公開した。調査対象は20歳以上の男女で、有効回答は2169人。調査期間は3月11日、12日の2日間。
これによると、Apple Watchを「発表される前から知っていた」という回答は22.2%。「発表されたニュースで知った」(43.0%)と合わせて、Apple Watchの認知度は65.2%となった。しかし、Apple Watchを知っていると回答した人にどのような製品か知っているかを聞いた質問に対しては、「知っているが、内容は理解していない」が58.9%となり、「知っており、内容を理解している」(34.2%)を上回る結果となった。
Apple Watchは「Apple Watch」「Apple Watch Sport」「Apple Watch Edition」というコンセプトの違う3つのモデルがある。Apple Watchを知っていると回答した人の中で、それぞれのモデルについて「購入したいと思う」と答えた人は、Apple Watchが8.8%、Apple Watch Sportが7.7%、Apple Watch Editionが6.5%といずれも10%を割り込む結果に。「やや購入したいと思う」という回答と合計しても、いずれのモデルも購入意向が25%に届かなかった。
なおApple Watchは本体サイズが38mmと42mmの2種類があるが、各モデルの購入意向者に興味があるサイズについては42mmのほうが人気が高く、Apple Watchが32.7%(38mmは29.4%)、Apple Watch Sportは37.6%(38mmは26.3%)、Apple Watch Editionは34.1%(38mmは28.2%)が42mmのモデルに興味があるとの結果が出た。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス