アップルは3月10日、「Apple Special Event」で発表した新MacBookとApple Watch以外にも、13インチ MacBook Pro RetinaディスプレイモデルとMacBook Airをアップデートしている。
13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、MacBookと同じ新登場の感圧タッチトラックパッド、第5世代の Intel Core プロセッサ、Intel Iris Graphics 6100、従来よりも2倍高速になったフラッシュストレージ、より長時間駆動が可能になったバッテリを搭載している。
感圧タッチトラックパッドは、設定で感圧の度合いを変更でき、フィードバックの感覚を好みにカスタマイズできる。また「強めのクリック」という新しいジェスチャーに対応。強めのクリックは、クリック後にトラックパッドを押し込む動作で、これにより、単語の意味を表示する、すばやく地図を見る、ファイルのプレビューを表示するなどの動作に対応する。
Apple Online Storeまたは直営店の Apple Store、Mac製品取扱店で販売されており、構成と価格は下記のとおり。
・2.7GHzデュアルコア Intel Core i5 プロセッサ(Turbo Boost時は最大 3.1GHz駆動)、8Gバイトメモリ、128Gバイトフラッシュストレージ搭載モデル:14万8800円(税別)
・2.7GHzデュアルコア Intel Core i5 プロセッサ(Turbo Boost時は最大 3.1GHz駆動)、8Gバイトメモリ、256Gバイトフラッシュストレージ搭載モデル:17万2800円(税別)
・2.9GHzデュアルコア Intel Core i5 プロセッサ(Turbo Boost時は最大 3.3GHz駆動)、8Gバイトメモリ、512Gバイトフラッシュストレージ搭載モデル:20万8800円(税別)
CTOオプションとして、3.1GHz駆動のデュアルコア Intel Core i7 プロセッサ(Turbo Boost時は最大3.4GHz駆動)+3万6000円(税別)、最大16Gバイトメモリ+2万4000円(税別)、最大1Tバイトフラッシュストレージ+8万円(税別)が用意されている。
また、11インチおよび13インチ MacBook Airも第5世代 Intel Core プロセッサ、Intel HD Graphics 6000、Thunderbolt 2を搭載するとともに、従来よりも2倍高速なフラッシュストレージを追加した。バッテリ駆動時間は最長10時間で、iTunesのムービー再生なら最長12時間。
Apple Online Storeまたは直営店の Apple Store、Mac製品取扱店で販売されており、構成と価格は下記のとおり。
・11インチモデル:1.6GHzプロセッサ(Turbo Boost時は最大2.7GHz駆動)、4Gバイトメモリを標準として:
-128Gバイトフラッシュストレージ搭載モデル 10万2800円(税別)・13インチモデル:1.6GHzプロセッサ(Turbo Boost時は最大2.7GHz駆動)、4Gバイトメモリを標準として:
-128Gバイトフラッシュストレージ搭載モデル 11万2800円(税別)CTOオプションとして、2.2GHz駆動 Intel Core i7 プロセッサ(Turbo Boost時は最大3.2GHz駆動)+1万5000円(税別)、最大8Gバイトメモリ+1万2000円(税別)、最大512Gバイトフラッシュストレージ+3万6000円(税別)が用意されている。
なお、今回の発表に伴い、MacBook Airの最低価格は従来の8万8000円(税別)から10万2800円(税別)へと値上げされている。MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの最低も、12万8000円(税別)から14万8800円となっており、昨今の為替状況を反映したものと見られる。
また、iPhoneも2014年11月の改定からさらにアップ。iPhone 6(16Gバイトモデル)は7万5800円(税別)から8万6800円(税別)へ、iPhone 6 Plus(16Gバイトモデル)は8万7800円から9万8800円へ、iPhone 5s(16Gバイトモデル)は6万4800円(税別)から7万2000円(税別)へと価格改定されている。なお、iPhone 6/iPhone 6 Plusは2014年末から販売を停止しており、現在もまだ購入できない。
一方で、米国で行われたApple TVの値下げに伴い、日本でも9800円(税別)から8200円(税別)へと値下げしている。
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