アップルは3月10日、「Apple Special Event」を開催し、アップル初のウェアラブルデバイス「Apple Watch」の詳細と新しいMacBookを発表した。価格は14万8800円から。
長らく噂されてきた12インチのRetinaディスプレイを搭載したMacは、新たに設計されたMacBookシリーズとして登場した。ウェブサイト上では「まもなく登場」とだけ記されており、構成や価格は見られるがまだオーダーはできない。
カラーはiPhone/iPadと同様に「ゴールド」「スペースグレイ」「シルバー」の3種類がラインアップする。最新の第5世代のIntel Core M“Broadwell”を搭載し、インターネットの閲覧ならば約9時間、iTunesのムービー再生ならば約10時間のバッテリ駆動を実現した。
ディスプレイはIPSテクノロジ搭載12インチ(2304×1440ピクセル、226ppi)を搭載し、厚さは13.1mm、重さは920gとこれまでで最も軽い。この薄さを実現するため、インターフェースとして新たにUSB-Cポートを搭載している。USBポートの3分の1のポートサイズながらも、充電や外付けデバイスや周辺機器への高速なUSB 3データ転送、別売のアダプタで、VGA出力やHDMIビデオ出力にも対応する。
フルサイズのキーボードが組み込まれているのも特長の1つだ。根本的な構造から各キー表面の湾曲、キー上の文字の特徴的な新しい書体まで、一つひとつの要素を見直して新たに設計されたもので、キーを叩くと、きびきびと安定した動きで沈み込み跳ね返るので、正確なタイピングを簡単にできるようになったと説明している。
スペックは、1.1GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ、8Gバイトメモリ、256Gバイトのストレージを搭載したモデルが14万8800円(税別)で、1.2GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ、8Gバイトメモリ、512Gバイトのストレージを搭載したモデルが18万4800円(税別)。オプションとして1.3GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサも選べる。サイズは、高さ0.35〜1.31cm×幅28.05cm×奥行き19.65cm。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」