友だち30万人が「840万人」に--NTT Comが明かす「LINE」運用のコツ - (page 3)

井指啓吾 (編集部)2015年02月18日 09時00分
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いつ、どのように「告知」するか

 LINEでの情報発信は大きく2点ある。メッセージの配信と、ホームへの投稿だ。メッセージは、1回の配信で3つの情報を吹き出しに入れて訴求できる。この投稿から、どれだけを目的のウェブサイトに誘導できるかが重要だが、ここにもコツがある。

  • ホーム投稿でのポイント

 「経験上、最もタップされる場所は、メッセージの一番最後。最も販売したいものを一番下の吹き出しに追加するといい。また、キャンペーンのような楽しい内容がある場合には、2つ目の吹き出しが有効だ」。

 このキャンペーン広告などは単なるイラストではなくて、「タップできると認識させられるもの」にすることで誘導率が上がるという。たとえば、広告の右下に矢印ボタンを付けて、タップした先に情報があるような見せ方をするといったことだ。

 なお、このような「販売系」の情報を続けて配信すると、ブロックされる確率が上がってしまう。前述した「共感されるコンテンツ」と交互に配信することが重要だと八木氏は説明している。

 一方、ホーム投稿でのポイントは2点。1点目は「盛り上がっている感」を出すこと。ホームに投稿された販売系の情報に対する「いいね」数やコメント数が少ないと、ユーザーに「この商品はあまり良くないのでは」と不安に思われてしまうことがある。そのため、この2つはできるだけ増やすほうがいいそうだ。

 そしてそのために有効なのが、販売系の投稿内にゲーム要素を入れる「ゲーミフィケーション」とのこと。たとえば、あみだくじを付けて、結果を各ユーザーにいいねで答えてもらったり、マッチ棒を動すパズルを付けたりなど。このようなものに参加するユーザーの多くは若年層であるため、そこに向けた内容にするのがコツとのこと。「購入はされなくても、企画に参加してもらえる。これで盛り上がっている感が醸成される」。

LINE経由でスマホ「1日で100台超」販売も

 実際に商材を販売する際の工夫とは。八木氏によれば、LINEの場合、メッセージを配信してから「およそ3日間」しか広告がタップされない傾向があるという。NTTコムが実践しているのは、購買に早く辿り着かせること。

 「たとえば、今から1カ月間販売するという内容だと、1カ月間検討されて、価格がもっと安いところがあるのではないかと調べられてしまう。そのため、3日間限定、150台限定と、少し限定感を出すことが大事」。

 また、商材にLINEのグッズを付けることも効果があるようだ。「LINEユーザーに親しみやすい構成にして、商品を盛り上げていく。このような工夫で販売数が伸びていく」。NTTコムでは実際、LINEへの投稿から1日足らずで100台以上販売したり、3日間で300台以上販売したりしたケースがあるという。

いいね数で当選数が増える仕掛け

 最後は共有/拡散のテクニック。NTT Comでは、たとえばホーム投稿の中で、いいねがたくさん付くとプレゼントの当選数が増える要素を入れて、「友だちに教えてね」といった文言を入れている。その結果、実際に投稿が共有される数が伸びているという。そのほか、「思わず友人や家族に教えたくなるようなネタ」を投稿すると、共有してくれる人がいるそうだ。

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