イスラエルの経済ニュースサイト、CalcalistおよびGlobesの報道によると、Microsoftが少なくとも2億ドルを投じて、イスラエルのデジタルペンメーカーN-trigを買収するという。
Microsoftは、すでに「Surface」タブレットにN-trigのデジタルペンを採用しており、CrunchBaseのデータによると、2009年以降、N-trigの4回の資金調達ラウンドに応じてきたリーディングインベスターでもある。1999年にイスラエルのクファールサバを本拠として設立されたN-trigは、タッチスクリーン用のチップも開発している。
この買収が成立すれば、MicrosoftはSurface部門の拡大に合わせ、このデジタルペンメーカーに対する支配をより確実なものにするとともに、N-trigがライバル会社へデジタルペンの提供を始めないようにすることができるだろう。Microsoftは1月、Surfaceタブレット部門が、2014年最後の3カ月間で10億ドルを超える売り上げと前年同期比24%増の伸びを記録したことを明らかにした。また同社は、ビジネス会議向けでスタイラスを使える84インチのデジタルホワイトボード「Surface Hub」も発表している。
Calcalistは、匿名の消息筋の話として、N-trigの従業員190人の大部分がMicrosoftのイスラエル現地法人に吸収される見込みだとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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