Microsoftは一般のWindowsユーザーに対して「Windows 10」への無償アップグレードに関する詳細を発表したが、企業ユーザーに対しても同様に説明を始めた。
同社は米国時間1月30日のブログの投稿で、「Windows 7 Pro」「Windows 8 Pro」「Windows 8.1 Pro」のユーザーもWindows 10への無償アップグレードを受けられると記している。
該当するWindowsユーザーはこの特典を利用して、Windows 10提供開始後の最初の1年間、無償アップグレードを受けることができる(MicrosoftはWindows 10を今秋発売すると述べている)。ユーザーが利用するデバイスをメーカーがサポートしている間、Windows Updateを通じて現行の機能とセキュリティアップデートや修正を提供するという。
デバイスのサポート期間について正確な条件ははっきりしないが、Microsoftのサイトには次のように記されている。
ハードウェア/ソフトウェアにはいくつかの要件があり、デバイスによって利用できる機能が異なる場合もある。デバイスはインターネットに接続し、Windows Updateが有効でなければならない。ISPの料金がかかる場合もあるだろう。「Windows 7 SP1」および「Windows 8.1 Update」は必須だ。「Windows 7 Enterprise」「Windows 8 Enterprise」「Windows 8.1 Enterprise」「Windows RT」「Windows RT 8.1」は対象外となる。「Software Assurance」のボリュームライセンスを保持する顧客は、今回の特典外で「Windows 10 Enterprise」にアップグレードできる。今後数カ月のうちにさらに詳しい情報と要件をお知らせする予定だ。
Microsoftは30日付けのブログの投稿に、Windows 7 Enterprise、Windows 8 Enterprise、Windows 8.1 Enterpriseが、Windows 10提供開始後1年間の無償アップグレードの対象にならないことを改めて記している。同社の幹部が1月に述べていたように、有料のSoftware Assuranceボリュームライセンスを契約している企業ユーザーは、契約に従って最新のWindowsへのアップグレードが通常通り可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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