Microsoftは米国時間1月29日、「Android」タブレット向け「Microsoft Office」の正式版リリースを発表した。これにより、「Microsoft Word for Tablet」「Microsoft PowerPoint for Tablet」「Microsoft Excel for Tablet」がAndroidを搭載するタブレットで利用できるようになる。「iOS」版とほぼ同様に、作成および編集したドキュメント、プレゼンテーション、スプレッドシートを「OneDrive」に保存し、どこからでも使用することができる。
やはりiOS版と同様に、Word、PowerPoint、ExcelのAndroid版では、OneDriveまたは「Dropbox」アカウントから最近使ったドキュメントを見つけ出し表示することもできる。また、さまざまな種類の便利なテンプレートを使用して新規プロジェクトを作成することも可能だ。ちなみにこれらのテンプレートはカスタマイズでき、素晴らしい見栄えのドキュメント、プレゼンテーション、スプレッドシートを作成することができる。
Androidタブレット向け「Office」アプリのプレビュー版は、2014年11月にリリースされ、開発中のサンプル版Officeがユーザーに提供された。寄せられたフィードバックは、同アプリをAndroidユーザー向けに改良するための参考にしたとMicrosoftは述べている。同社は1月上旬に、このプレビュー版の提供範囲を拡大した。
個人利用者は「Google Play」ストアからアプリをダウンロードして、Microsoft Accountでログインすれば、ファイルの作成、編集、印刷などの機能を利用できる。プレミアム機能を利用したい場合は「Office 365」のサブスクリプションが必要だ。
「Office for Android」は、「Android 4.4」(開発コード名:「KitKat」)を搭載し、画面サイズが7〜10.1インチのタブレットで利用できる。正式版アプリは「Lollipop」を搭載するAndroidタブレット上でも使用可能だが、Microsoftはまだ、Lollipopを正式にはサポートしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」