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ドコモ加藤社長「言い訳はしない」--iPhone、新料金、ドコモ光で巻き返し図る

藤井涼 (編集部)2015年01月29日 19時48分
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 「言い訳するつもりはない。iPhone、新料金、光と揃えるものは揃えた。安さだけではないトータル(な価値)でお客様にご理解いただき、たくさん使っていただくことが我々の使命」――NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏は1月29日、苦戦が続く業績を立て直す決意をこのように語った。

 2015年3月期第3四半期(2014年4~12月)は、売上高が前年同期比1.1%減の3兆3267億8000万円、営業利益が同14.7%減の5871億4000万円、純利益が同11.2%減の3818億5100万円だった。2014年6月に開始した通話し放題の新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」における、低額プランへの移行や音声通話収入の減少などが引き続き影響し減収減益となった。


NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏

 ただし、新料金プランの契約自体は1月11日時点で1400万を超えるなど好調だ。また、パケットパックでMパック以上の大容量を選ぶユーザーが増えていること、移行後の請求単金が12月はプラスとなっていることなど、その影響も2014年12月で底打ちしたと同社では見ており、1月以降の収支は改善に向かうと考えている。

 スマートフォンの累計販売数は前年同期比6%増の1044万台、またタブレットは同60%増の117万台となった。iPhone 6/6 Plusや冬春モデルの販売が順調で、純増数は前年同期の3.4倍となる217万、他社からの乗り換え(MNP)も改善傾向にあるとした。1~3月の商戦期はMNPの競争も激しくなるが、「不健全なキャッシュバックはしない」と加藤氏は明言し、サービス内容で勝負する姿勢を示した。

 高速通信サービスLTEの契約者数は2800万を超えており、高品質通話サービス「VoLTE」の対応機種も約330万台売れているという。当初の計画では2014年度末までにLTEの基地局数を4万局設ける予定だったが、これを前倒しして5万局に増やす。なお、ドコモではLTEのエリア拡大が進んだことを理由に、直近3日間で1Gバイト以上のデータ通信を利用したユーザーへの通信制限を、他社に先駆けて撤廃している。

 このほか、ヘルスケアや金融、コマースなど新領域での売上げは前年同期比14%増の5548億円となり、年間目標の7000億円は達成できる見込み。コンテンツストアである「dマーケット」も雑誌読み放題の「dマガジン」などが成長を牽引し、1月に1000万契約を超えた。四半期ごとのdマーケットの利用料は、1人あたり1040円と前年同期と比べて4割増えているという。

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