Microsoftは、最先端の新製品が多数発表されたシアトル開催のイベントで、「Surface Hub」を披露した。これは、近未来的な84インチの4Kテレビ、タブレット、コンピュータのハイブリッドで、オフィス向けに開発されたデバイスだ。この次期「Windows 10」デバイスは、内蔵カメラ、スピーカー、マイク、Wi-Fi、Bluetooth、NFCを備える。
Surface Hubはひっそりと披露された。後から分かったことだが、同デバイスはプレゼンテーションが行われたステージの壁に最初から設置されていた。MicrosoftのSurface Hubは、同社が2012年にリリースしたテーブルトップコンピュータ「PixelSense」と同様に、オフィスやビジネス用途向けに開発されたものだ(PixelSense自体も、かつて「Surface」と呼ばれたMicrosoftの最初のテーブルトップコンピュータを改称した製品だった)。Surface Hubには、多種多様なデバイスクラスの機能が組み込まれている。
この巨大なタッチスクリーンテレビは、ビデオ会議やプレゼンテーションを一元管理するハブであるだけでなく、「OneNote」(オンラインで閲覧と共有が可能なデジタルホワイトボードとして機能するMicrosoftの既存の生産性プログラム)を利用して、ライブコラボレーションを容易に実行できるようにする機能も備える。指入力とペン入力の両方が認識される。
Microsoftによると、ステージで使われたデモ機は84インチのディスプレイを搭載していたが、55インチバージョンも発売予定だという。
いずれのバージョンも、2台のカメラとマイク、さらに同社がほかの「高度なセンサ」と呼ぶものを通して、ユーザーの入力を検知する。
価格や発売時期に関する詳しい情報は、まだ発表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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