12月18日~1月5日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。
2015年1回目の配信。今年も毎週Appleニュースをお届けして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
新年を迎えて、米国ラスベガスでは早速、世界最大の家電展示会International CES 2015が開催されている。Appleは出展しないが、iPhoneなどと連携するウェアラブルデバイスやアクセサリなどのブース数は拡大を続けており、日本からも複数の出展社が渡米して展示を行っている。
2015年はApple Watchの登場が期待されており、本格的なウェアラブルデバイスのトレンドがこの春からスタートすると言ってもよいだろう。
それでは、12月下旬から新年にかけてのAppleニュースを振り返っていこう。
AppleのiPhone製造現場はどのようになっているのか。これを明らかにするBBCの潜入取材を行った番組「Panorama」が放送された。Appleは労働者の保護を約束し、基準を設けているが、番組が取材したPegatronの工場では、これらの基準が破られている状態にあると報じている。
番組の記者は上海郊外にある、電子機器企業向けに多数の部品を供給しているPegatronに労働者として潜入した。その中で、12時間勤務の中で居眠りする労働者の姿や、休暇申請が受け付けられなかったことなどが明らかになった。
一方Appleはこの番組に対して強い異議を唱えていおり、自社ほど公正で安全な労働条件を確保している企業は他にないと声明を出している。また、この問題に対して継続的な取り組みを続けることを声明の中で約束し、一時的な批判を回避する方法を採らないともしている。
「iPhone 6」サプライヤーの労働環境実態が明らかに?–BBC潜入取材(12/19)「2014年初頭(Early 2014)」に登場するとアナウンスしているAppleのウェアラブルデバイスApple Watch。発表当初の調査では、iPhone発売時に行列を作っていた34%の人々がApple Watchに対する購入意向を示した。しかし新たな調査では、わずか7%に減少していることが分かった。
2つの調査を行ったPiper JaffrayのアナリストGene Munster氏は、消費者がこの新製品を「待っているから」と解説している。全く新しいカテゴリの製品について、様子を見るのは一般的な反応だ。また情報がほとんどないことも、期待が盛り上がらない1つの要因としている。
「Apple Watch」、消費者の購入意欲が減少傾向–原因は情報不足か(12/24)Appleは10年来に及ぶiPod/iTunesに関する集団訴訟で無罪を勝ち取っているが、今度はiOS 8がストレージ容量を消費しすぎるとして、新たな集団訴訟に直面している。
訴状によると、AppleはiOS 8をインストールした一部のデバイスは、ストレージを23%消費するとしており、Appleが不当な表示と省略を欺瞞的に行っていると説明する。ストレージ不足に陥るため、iCloudの有料プランを契約せざるを得なくなる点もユーザーに対する不利益としている。
「iOS 8」のストレージ容量消費めぐりアップルに集団訴訟(1/5)Appleの2014年の新製品の内、iPad Air 2、そしてiMac Retina 5Kディスプレイモデルの2つのデバイスについてレビューを担当した。また、MacBook Proの分解写真や、2014年を代表するスマートフォンの写真などを楽しめる。
まだチェックしていない人、あるいは購入を検討している人の参考になれば幸いだ。
ディスプレイに見る2014年Appleの進化–iMac Retina 5Kディスプレイモデル(12/20)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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