クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を運営するサイバーエージェント・クラウドファンディングと神奈川県横浜市は12月10日、横浜市内の企業がクラウドファンディングで資金を調達しやすくするための協定を締結したことを発表した。
これまでに、300以上の新サービスや製品を生み出す人々を支援しているMakuakeが全面的にサポートすることで、横浜市内にクラウドファンディングを利用しやすい環境を構築する狙い。事業規模や収益性などを理由に、金融機関の融資を受けられない中小企業や起業家を支援するとしている。
この協定は横浜市が3月に策定した「チャレンジする企業の資金調達支援戦略」の取り組みの一環となる。第1弾として、2015年2月に「市内事業者向けクラウドファンディング活用セミナー(仮)」を実施する予定で、市内事業者に対してクラウドファンディングの認知度向上と活用推進を図るとしている。
このほか横浜市は、市内企業向けにガイドを配布したり、横浜企業経営支援財団(IDEC)や横浜商工会議所などにも情報提供をする。一方でMakuakeは、プロジェクト数が一定数以上に達した場合に企業の特集ページを作成するほか、企業の特性に応じてキュレーターによるサポートやノウハウの提供をする。さらに、約4000万会員を誇る「Ameba(アメーバ)」関連事業からの拡散などを図るとしている。
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