2月にバルセロナで行われたイベントMobile World Congress(MWC)で発表され話題となったパリミキらによるメガネ型情報端末「雰囲気メガネ」。いよいよクラウドファンディングサイト「Makuake」に登場し、初回特別生産製品として税別1万円~の支援を募っている。
雰囲気メガネは専用のスマートフォンアプリと連携して動作する。スマートフォンと連動して電話の着信やメール、SNSの受信、スケジュールを光と音で知らせてくれるというものだ。
今回のモデルは、バルセロナで発表された試作品より一回り小さく軽くなり、置き忘れ防止や音楽に同期する機能が増えるなど、より使いやすくブラシュアップしたものとなっている。税別1万円の支援で、通常販売予定価格2万3000円の雰囲気メガネを1本入手できる。色は、白、黒から1色が選べる。度なしレンズが標準装備されており、度付きレンズを希望する場合は別途個別に対応するとのこと。ほか、2本、4本、8本、16本付きの支援が選べる。いずれも12月中旬に発送予定だ。
7月31日11時から開始され、9月8日18時まで受け付ける。目標金額は300万円だ。19時現在ですでに63万円を超える金額が集まっている。
なお、開発者用のSDKの配布を予定している。開発したアプリと雰囲気メガネを連携させて、メガネを光らせたり音を鳴らしたりできる。MIDIやOSCにも対応しており、プログラミングに詳しくないアーティストやデザイナーも、雰囲気メガネをコントロールできるとしている。ウェブサイトに詳細が記されている。
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