Google傘下の動画サイトYouTubeは米国時間12月9日、Appleのセットトップボックス「Apple TV」向けの「YouTube」アプリを米国でアップデートした。デザインが新しくなったほか、パーソナライズされたおすすめ動画の提示、予測検索、テレビからチャンネルを直接登録する機能が追加されている。
アップデートを発表する動画(もちろんYouTubeで公開されている)によると、同アプリによって、YouTubeサイトのすべての機能がApple TVを通してテレビ上で利用できるという。2014年に入り、まずは「Xbox One」を対象にYouTubeのOver-The-Top(OTT)インターフェースが刷新されたが、今回のアップデートはそれに続くものである。
Apple TV向けのYouTubeアプリはこの数年間、大きく刷新されることはなかった。Apple TVは、この種類のセットトップボックスの中では世界で最も売れている製品の1つだが、サポートされるチャンネル数が比較的少なく、それらのチャンネルが更新されることも少ないと批判する声もある。
Appleは、複数の小さなアプリをラインナップに追加したと述べた。「The New Yorker」「Vanity Fair」「Vogue」といったコンテンツプロバイダーからの動画を提供するConde Nast Entertainmentの「The Scene」、ニュース、ポップカルチャ、風刺を取り上げるネットワーク「Fusion」、登録制で総合格闘技番組へのライブアクセスを提供する「UFC.TV」、YouTubeに似ているがそれよりも小規模な動画共有ウェブサイト「Dailymotion」などが追加されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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